どれほど忙しい中でも残業はしたくないと思う人には、様々な特徴が見られます。
職場でみんなが残業している中でも、平気で帰ることができる人がいます。
他の人はその雰囲気から抜けることができずに、つい残業に付き合ってしまうものです。
そのような中でも自分なりの理由があって、残業はしたくないと考える人がいるというわけです。
1.非効率なことが嫌い
まず残業をしたくないと考える人には、効率を求めるタイプが多いものです。
同じ量の仕事をこなすにしても、より少ない時間で終わらせようとするわけです。
本来仕事とは、効率を高めたり無駄を省く方法を考えることでもあります。
ある程度の仕組みを作った上で、あとは作業として黙々とこなすというわけです。
残業が多いということは、そのような取り組みをしていないとも言えます。
残業をしたくないと考える人はそのような努力をしていないと見なされることも嫌います。
仕事をするということは、いかに残業せずに効率性を高めるかを考えることであるというわけです。
2.無駄な時間を過ごしたくない
人は集中できる時間というのは、極めて短いものです。
残業によって仕事をする時間が長くなるほどに、集中力はなくなっていきます。
つまり残業時間における仕事には無駄な時間が多くなると言えます。
そのような無駄な時間を過ごすことを嫌う人も、残業を避ける傾向にあります。
それならば朝に少し早く出社し、集中して仕事に取り組みたいと言考えるわけです。
また午後の就業時間も終わりに近づいて仕事が終わりそうにないとなれば、多くの人は残業をする前提で業務を流すようになります。
そのようなトーンダウンした雰囲気も嫌う傾向が見られます。
3.夜になると疲れが出る
単純に朝型の人は、残業を避けたいと考えます。
午前中は調子が良いものですが、夜になると疲労感が出るからです。
そのためにできる限り残業はせずに、就業時間内に仕事をこなしたいと考えるようになります。
どうしてもこなすべき仕事が溜まり、残業せざるを得ないとします。
そこでやむなく夜遅くまで残業するとなれば、翌朝にも疲れが残る場合があります。
そうなればその1日は思うように体が動かなくなりますし、思考も鈍りがちになります。
そのようなコンディションでは仕事をしたくないと思うわけです。
就業態度に対する評価が下がることにもつながりかねません。
4.職場全体の業務効率を高めたい
管理職ともなれば、部下の仕事にも気を配る必要が生じます。
すると自分が残業をすることで、職場内でも残業せざるを得ないという雰囲気が生れるケースも出てきます。
残業することを前提にすると、日中の業務は非効率的になりますし、会社としても余計な人件費が発生することになります。
そのために、まずは自分は率先して残業をしないようにしなければなりません。
そこで極力残業は避けて、その分こなすべき仕事をいかに終わらせるのかを考えることが必要になります。
また仕事を効率良くこなせるようにするために、自分が率先して見本を見せることも必要になります。
5.夜はプライベートの予定がある
仕事もプライベートも充実させたいと考える人も、残業は避けたいと考えます。
プライベートが充実しているからこそ、仕事に取り組むモチベーションが高まるというわけです。
そのためには就業時間内にこなすべき仕事を終える必要があるので、効率性を高めようと考えます。
そのように様々な工夫をして成果が生まれることで、達成感も感じますし仕事へのやりがいも感じます。
仕事が充実すれば、プライベートにかける時間も有意義なものとすることができます。
このような好循環が生まれることに満足感を得られることも、残業を避ける理由と言えます。
残業をしたくないと考える人は基本的に、効率良く仕事を進めたいと考えるケースが多く見られます。
それがやりがいにもつながりますし、モチベーションを維持することにもつながります。