ケアレスミスの多い人は自分で自分にうんざりしてしまい、コンプレックスを抱えてしまうこともあります。
ケアレスミスが少ない人なら自分はミスするはずがないと決めつけるせいでミスに気づけないという心配もあります。
今回はそんなケアレスミスを無くす方法をご紹介します。
1.一度ミスしたことを偶然だと開き直らない
ケアレスミスを繰り返す人は一度ミスした時に偶然だと開き直ったり次は大丈夫だと過信したりするような性格の持ち主です。
しかし、ケアレスミスは防ごうと思っても簡単に防げるものではなく、あまりポジティブすぎるのは危機感を持てないので注意しましょう。
やはり心のどこかに「ミスするかもしれない」「ミスしたくない」と思っておくことは必要です。
注意深くいれば防げることもありますし、違う場面でも同じように注意を払えるようになります。
2.重要なことはマークしたり何度も目に入るように工夫する
ケアレスミスを防ぐなら重要なことはマークしたり何度も目に入るように工夫して自分に印象付けるようにしてみてください。
例えば、テストであれば「○文字以内で答えなさい」などというポイントとなる部分に線を引いてみたり枠で囲っておくことでミスが減ります。
スケジュールに関することならカレンダーや手帳を何度も確認することも大切ですし、それすら忘れないように目に入りやすいところにそれらを置いて気を張っておくようにします。
3.自分は完璧だと思い込まない
ケアレスミスは誰にでも起こりうることですから、自分は完璧だと思い込むのはやめましょう。
そう思ってしまうと確認を怠ったりミスが起きていることを認められず気づくことが遅れてしまいます。
また、人の助けも拒絶したりアドバイスも他人事のようにしか聞けなくなってしまいます。
ミスする想定をしておくことで注意深くなりますし、ミスに備えて協力を仰いだりどうするべきか考えるようになります。
自分を過信しないように心がけましょう。
4.良く寝て良く食べ脳を動かす
良く寝て良く食べるという行為もケアレスミスをしないために繋がる重要なことです。
それらが足りないと慢性的に頭が働かずぼーっとしてしまい、ケアレスミスも起きやすくなってしまいます。
良く寝ればからだも軽く良く食べれば他の事を考える余裕も出てきます。
大したことではないと思うかもしれませんが、こんな基本的なことこそ正しく活動するためには欠かせません。
5.頼りになる周りの人にも協力してもらう
どうしてもケアレスミスが直らないなら頼りになる周りの人にも協力してもらうのも手です。
特に子供のうちは人を頼ってでもケアレスミスを直すための習慣をつけることは必要になってきます。
例えば、どうしても忘れてしまう持ち物があるなら声をかけてもらったり、忘れないようにどこに置いたら忘れ憎いか意見をもらってみましょう。
自分が思っている方法が最善とは限りません。
頼りになる人ならきっと相手のためを思ってしっかり考えてくれるはずです。
6.どのようなミスが多いかを先に学び、実際に起きたミスを整理する
まずはどのようなミスが世の中で起きやすいものなのかを学んでみるということも良いでしょう。
そうすればまだ起きる前のケアレスミスにも対応できるようになります。
そして、実際に自分の身に起きたミスは書き出したり誰かに話すなどして整理しましょう。
後で読み返したり忠告してもらうことで改めて気をつけることもできますし、恥ずかしいという気持ちを思い出してミスをしないという意識が高くなる可能性もあります。
ケアレスミスを完全に無くすことは難しいことですが、それに近いくらい減らすことは努力さえすれば可能です。
自分だけでは無理なようなら経験者や頼りになる身近な人にも相談して話を聞いてみましょう。
自分がいかに間違ったやり方をしていたかあっさり気づくきっかけになることもあります。