自尊心を高めて自信を持って生きていくにはどのような方法をとればいいのでしょうか。
思い込んだり無理矢理挑戦してみるのもいいかもしれませんが、それさえもする気が起きない人もいます。
そんな方ですら試せそうな方法も含めてご紹介します。
1.親や友人に協力してもらう
自尊心を高めるには周囲の人の協力も必要です。
自分をちゃんと理解してくれる人には自分の得意なことやできたことを伝える習慣を持ってみてください。
すると、褒めてくれたり日頃の頑張りのおかげだと肯定的な意見をもらえます。
そういう経験を自分の励みにしながらどんどん自尊心を築いていきましょう。
自慢のように受け止められないように伝えるということと、相手にも同じようにしてあげるということも忘れないでください。
2.自分が人よりできることや興味が持てることを探す
自尊心を高めるには今自分が人よりできることをさらに突き詰めていけばもっと自信がつけられます。
自信のないことをやっても積極的には取り組めませんし、もしできたとしても偶然のようにしか思えないこともあるので、まずはきっかけを掴むために得意なことからどんどんやっていきましょう。
興味が持てることとをするというのも同じ考えです。
興味が持てることなら失敗しても卑屈にならず、挑戦できただけで満足できる場合も多いので安全です。
3.とにかくやってみて経験していく
とにかく多くのことをやってみて経験していくというのも効果があるかもしれませんが、その分失敗も増えるのを覚悟の上で取り組んでください。
失敗も経験と思える人なら成功した数よりも挑戦した数に価値を見い出すことができ、前向きに挑戦できる自分が誇らしく思えてきます。
迷った時は失敗することばかり考えてやる前から諦めたりせずにやってみましょう。
少しでもできたなら十分と控えめに考えることでどの挑戦もちょっとは成功したかのように思えます。
4.やる前に成功法を見つけてから慎重に進める
失敗によってプライドが傷つき勇気が持てなくなることも珍しくはありませんから、やる前にすぐ手を出さずに成功法を見つけてある程度イメージしてから慎重に進めるのもいい方法です。
時間がかかってしまってもわからないまま右往左往するよりも結果的に早く終えられることも多いですし、ごたごたしないおかげで気持ちよく終えることができます。
それによって結果だけではなく工程にも自信が持てるようになって次に活かすことができ、また挑戦しようという気にもなれます。
5.人からの評価をお世辞だと思わず素直に受け止める
誰かにいい評価をもらってもお世辞だと思ってしまうと自尊心は高まりません。
自分にとって嬉しい評価は素直に受け止めて自分のプライドを保てるようにしましょう。
もし批判的なことを言われても「良くなる可能性があるからこそ言ってもらえるんだ」とか「大切だからこそ放っておかれない」という風に捉えれば傷つくこともありません。
人に注目されている時も「そんなに危なっかしいの?」などと思わないで「参考にされているなぁ」くらいに思えれば理想的です。
6.人のいいところばかり見ず悪いところも見てみる
人のいいところばかり見てしまうとどんどん自分が足りなく思えてくることもありますが、誰にだって不得意なことやコンプレックスはあるものです。
それをうまくごまかしたりたまたま気づかれていないだけだと思いながら、時には相手の悪いところも見てみようとしてください。
仕事が早い人もよく見ていると作業工程が雑だったりしますし、平気な顔をして発表しているようでいて手が震えて緊張していることに気づくなんてこともあります。
みんな同じだと思えば自分ばかり嫌いになったりしません。
自尊心を高めるには自分の考え方や取り組み方が重要ですが、周りの人の働きかけによって意外とあっさりとそれらを良いように変えるきっかけとなる場合もあります。
助けてくれる理解者には正直に話して励ましてもらうのもいいですし、ちょっとでもできた自分を甘やかして自分で褒めてあげることもいいのではないでしょうか。