のんきな性格の人は見ていて謎の多い人物ですが、どのような特徴を持っているのか知ってみたいと思うこともあります。
ただのんびりしているだけなのか、はたまた意図があってそうしているのか、あらゆる特徴をまとめてみました。
1.のんきなフリをして余裕を見せようとしている
のんきな性格の人はのんきなフリをして余裕な自分を見せようとしています。
相手にビビっているところや焦っているところを感じ取られたくないのは相手が嫌いか信用できないからです。
また、常に虚勢を張ってしまうような見栄っ張りなタイプの人もこうなります。
「大丈夫なんじゃない?」などと言うことで経験豊富なようにも見え、自信がない時こそ自分自身を励ますこともできます。
2.状況をよく理解できていない
状況をよく理解できていないせいでのんきに振舞ってしまうという人もいます。
別にのんきに見せようとしているわけではなく、本当に焦るような事態ではないと感じてしまっているんです。
これまで周りが「やばい」と言って騒いできたわりに結局どうにか丸く収まって終わったという経験を多くしている人こそ、本当にピンチの場面なのに「どうせまた何とかなるんだろう」となめてかかってしまうようになります。
3.現実逃避しようとしているが内心ドキドキしている
危機的状況であることを理解しているからこそのんきでいるという人もいて、そうすることで現実逃避しようとしていますが内心はドキドキが止まりません。
それを落ち着かせようとしてあえてのんきに振舞うことで自分に暗示をかけているという場合もありますし、焦る周りの人達を落ち着かせて自分も落ち着きたいと考えていたりします。
現実から目を背けたいだけで問題は解決しておらず、後から頭を悩ませなくてはなりません。
そのためにまずひと呼吸置いてからじっくり考えたいという狙いもあるでしょう。
4.楽観的なのでついのんきな意見を言ってしまう
楽観的な性格であればわりとどんな状況であってものんきに見られてしまうような言動も見せます。
状況が変わっても性格は急に変えられませんし、裏表のない人だからこそかっこつけることができません。
そしてのんきなままの自分で気の抜けた意見をしてしまったり、周りが焦るほどマイペースな行動をとってしまいます。
楽観的な性格ならそれでもまだおかしい自分には気づけずのんきなままです。
5.相手の本気を試そうとしている
相手の本気を試そうとしてのんきな対応をしてみせるという場合もあります。
上司や先輩、親などが後輩や子供に見せるのんきな様子は仕掛けてきていると思ってみてください。
あてにしていた人物が頼りない時に急に自分のやる気がみなぎってくることもあります。
やるときはやる人間だと知っているからこそその機会を与えようと考えます。
自分が手を貸してばかりでは相手のためにならないと考え、厳しく優しく見守ってくれています。
6.焦るタイミングが人とずれているだけ
のんきな性格の人でいる原因は焦り出すタイミングが人とずれているだけなんていうこともあります。
笑いのツボや怒るきっかけなども人それぞれ違いがあるように、どうなれば危機感を持って焦りだすかという点においても少なからず個人差があることでしょう。
そのため、人が慌てて急いでいてもまだ実感が湧かず、しばらくのんきでいてしまうことがあります。
のんきな性格の人がなぜのんきでいるのかが想像できたでしょうか?みんなのんびりした性格だからというような単純なものではないのです。
のんきに過ごすことでストレスを軽減させて幸せでいられるなら、少しくらい周りに鈍い人だとかのろまだとか思われても幸せなことなのだと考えることもできるのではないでしょうか。