人から嫌われる人はだいたい、共感力が乏しく、ダメ出しするなど否定的な言動をして人の心を傷つけます。
学校や職場、周りを見渡すと案外いる、ダメ出しばかりする人にはどんな特徴があるのでしょうか。
1.自分の能力を過信している
自分の事を優れていると思い込んでいる人は、周囲の人を見下していて、横柄な態度をとる事が多いでしょう。
自分が優位な立場である事を知らしめる為に、細かい事にもダメ出ししたり、相手の能力を否定しようとします。
要領が悪い人を見ると、スイッチが入ってしまい、ダメ出しのターゲットにしてしまうでしょう。
このタイプは言葉の端々に皮肉や嫌味を込めた、嫌な話し方をするのが特徴です。
2.心に余裕がない
全てが上手くいっていて、幸せを感じている人は、心に余裕があって、他人にも自然に優しく接する事が出来ます。
例え、相手の出来が悪かったとしても責めたり、嫌味を言う事はありません。
自分の生活に満足出来ずに心がトゲトゲしている時は、人の嫌な面が目に止まりやすく、口調もキツくなってしまいます。
自分の感情をコントロールする事が苦手なので、苛立ちを誰かにぶつけなければ、自分を保っていられないのでしょう。
3.相手に嫉妬している
ダメだ。
と指摘している部分には、強いインパクトを感じたと言う事です。
何の関心も無ければ、そんなアンテナすら反応しません。
本当は心のどこかで、相手に対する憧れの気持ちや嫉妬心があるので、弱みを見せた瞬間を見逃さないのです。
ダメ出しをすると言うことは、その相手を強く意識している表れでもあります。
ダメ出しが続いた時は、深く悩み過ぎず、私を意識しているのね。
位の気持ちで楽に考えましょう。
4.コンプレッスの塊
ダメ出しばかりする人の心は、自分へのコンプレックスで溢れかえっています。
言葉にしてまで人に注意したい事は、普段から自分が気にしている事です。
コンプレックスが多いほど、人の言動の中に自分のコンプレックスを投影するポイントが多くなります。
目の前の人は、自分を表す鏡とも言われていて、鏡に映った自分の姿を認めたくなくて、他人にダメ出しして攻撃してしまいます。
5.完璧主義
完璧主義な人は、自分の思い描く理想が明確にあり、通りにならないと気が済みません。
その性質を生かして、良い仕事や良い作品を生み出す事が出来るのですが、他人にも自分の理想を押し付けてしまうところもあります。
掲げた目標を実現する為に妥協を許さない完璧主義は、誰にでも真似できる事ではありません。
自分の理想に合わせれないならと言って、ダメ出しをする事は、自分の価値観を押し付けているだけになってしまいます。
6.極度の負けず嫌い
負けん気の強い人は、自分が否定されそうになると、「ああ言えばこう言う」の防御反応ので、相手をダメ出しして牽制する事があります。
ダメ出しをして相手が怯んだ隙にパンチを食らわせて、自分優勢に物事が運ぶように持っていくのが常套手段になっているのです。
負けず嫌いの人を刺激すると、日常のちょっとした事で勝負を仕掛けてくるので少々面倒くさいことになってしまいます。
ダメ出し攻撃に怯んでしまうと、相手の思うツボです。
攻撃に対して毅然とた態度で振舞いましょう。
人は興味が無い人には、無反応でダメ出しすらする気が起きません。
ダメ出しされて喜ぶ人はいませんが、少なからず興味を持ってもらえていることは間違いないでしょう。
ダメ出しばかりする人は、お世話にも心が広いとは言えません。
言われた事をクヨクヨ気にする前に、ダメ出しする人の気持ちを想像してみると、成長するヒントを見つけられるでしょう。