判断力がある人でも状況によっては鈍るケースがあります。
鈍る原因は、外的な刺激や自信の精神状態など色々あり、鈍る原因には個人差があります。
そこで、判断力が鈍る原因について紹介します。
1.情が入る
人間は情が入ると冷静な考え方ができなくなるという傾向があり、判断力が鈍る原因にもなります。
具体的なところだと親子関係で、親が子供に対して情が入ると判断力がある親でも間違った判断をする場合があります。
そんな時に間違った判断をすると、親バカだななどと反省しがちです。
親子関係だけではなく恋愛関係や友好関係など、色々な関係に情は入るため判断力が鈍る人ほど感情に流されやすく、鈍らない人ほど情と判断を別に考えられる人です。
一般的には情に流されやすい人が多く、こういったタイプは人情味があるという特徴があります。
会社の経営で同族を避ける所もありますが、避けるのは情が入り判断力が鈍ることを回避するためという点も1つの理由です。
2.心が乱れている
判断力が鈍る時は心が乱れている時が多く、代表的な原因と言えます。
心が乱れる時は、自分が考えている事と違う事態が起きた場合や、ショックを受けた、嬉しい出来事があったなど、日常とは違う流れが起きた時に心が乱れます。
動揺しているという表現は心が乱れている状態とイコールで、判断力が鈍る原因になり間違いを起こしやすい時でもあります。
判断力が鈍らない人は、心が乱れ難いという特徴があり周囲からは心の強い人と思われます。
心が乱れやすい人は精神的に弱いという傾向があって、判断力が鈍るタイプでもあります。
判断力が鈍ることを悩みにしている場合は、乱れ難い精神状態にすることが大切なポイントです。
乱れ難い精神状態にするには、意思を強くする必要があり気持ち次第で誰でも目指すことができます。
3.周りの意見を聞き過ぎる
周りの意見を聞くことは大切ですが、聞き過ぎると判断力が鈍る原因になります。
例えば、自分はAを選ぶつもりだったけど、周りがBというのでBを選び失敗したというケースは、周りの意見を聞き過ぎて判断力が鈍る場合です。
周りの意見をメリットにするには、自分の判断と比較するという考え方が必要で、比較した上で自分で判断することが判断力を維持する対策の一つです。
周りの意見に流されやすいタイプは、なるべく自分の考えを優先して簡単に決意を変えないことが大切です。
また、判断力が鈍る原因は周りの意見を信じやすいという点も考えられるため、人を信じ過ぎない生き方もポイントになります。
4.自信をなくしている
失敗をすると自信をなくす人がほとんどですが、立ち直りが遅いと評判力が鈍る原因になります。
一般的な人は、ある程度の期間で失った自信を取り戻しますが、中には中々取り戻せない人がいて、自分で判断することを避けるようになります。
自分で判断をしないと、基本となる考え方がなくなるため間違った判断や、自分らしくない判断をしてしまいます。
プロ野球選手も、自分のバッティングホームをコーチから指摘され自信をなくすと、スランプに突入するというケースもあります。
その為、自信をなくすことがあったとしても、いち早く立ち直り自分に自信を持つことが判断力を正しくするポイントです。
自分に自信がある人は判断力が鈍らないという傾向があり、失敗しても立ち直りが早いという特徴があります。
判断力が鈍る原因は、人によってそれぞれ違いますが、共通している点は精神的な部分の変化です。
その為、精神的に強い人は判断力にも優れているので、間違った道に進まないという特徴があります。
逆に、精神的に弱い人は判断力が鈍りやすいため、間違った道に進む可能性が高いです。